2014年12月24日水曜日

簡易車両ケースの加工

こんです〜。
今回は前の続編(?)です。

前回の記事で完成した、とお伝えしてお見せした簡易車両ケース。(再掲)

右側のロックが白い、厚い方の書類ケースを使っていましたが、当然ながらスペースを食います。なので左側のロックが赤いスリムなケースに引越しさせることにしました。

当然、厚い車両ケースに合わせたサイズのトレーは入るわけがありませんので、底を削ってやることに。

このように線を引きます。

精度を上げるため切る面を4分割。
大小のカッターナイフ、さらにはミシン糸を「糸のこ」のように駆使して削っていきます。
途中、側面がパックリ割れたので慌てて修復。

全部削れました。
発泡スチロールの粉と格闘。静電気を帯びやすいため服やら床やらいろんなところにひっつきやすい上、散らばってしまいます。

そしてこれで入るかと思いきや…入りませんでした。

サンドペーパーで調整を繰り返したものの無駄で、もっと削る必要が出てきましたが、底を抜かなければならないことが判明…エアークッション(梱包材)を敷けば良いというアドバイスをTwitterで頂き、思い切って作業を進めることに。
悩んでても作業は進まん!と一念発起。

ブックケースの中敷の厚さに合わせて再び線を引きます(-。-;

見事に底を抜くこととなりました。

今度こそ削り終えました。底を抜いた上つながっていない部分があったため2分割に。

今日はここまで〜。
では〜

2014年12月12日金曜日

簡易車両ケースの作成

ども、菊水です。
ブログ放置してスンマセン(汗
最近寒くなってきましたね。これからも気温の低い状態が続くようです。ヌシも風邪を引きかけました。(´・ω・`)お体には十分お気をつけ下さい。

さて、今回は過去に作った簡易車両ケースについてです。

コキを収納するのにクリアケースにいちいち入れていたのではスペースを食う上出し入れが煩雑になっていました。

しかし、その為に新しい車両ケースを買っていたのでは高くついてしまいます。そこで、かなり前のTOMIXのスターターセットから車両収納部分だけを切り出して100均の書類入れとを合わせて簡易ケースを作りました。

これがその車両収納部分です。カプラーが入り切らなかったので車両ポケット(車両を入れるスペース)を一部延長加工の上、既にコキが入っていますが、もとは外側の箱ともどもブルトレの収納ケースとして使用していました。こんな感じで収納できるように仕上げて行きます。

車両ポケットの上部を詰めるべく要らない発泡スチロールを切り出します。

そして切り出した発泡スチロールをはめるとこんな感じです。コンテナを積んでもフィットするようになりました。

上を詰める加工をしたあと12系を入れてみました。入りませんw
これで名実ともにコキ専用になりました。


またまた不要発泡スチロールから、今度はコキを車両ポケットに2両収納した時の遊びをなくすスペーサーを切り出します。


それをはめると…
おお、いい感じに収まってます^ ^

完成〜。
上がコキだけを入れている状態、下が一部コンテナを積んだまま入っている状態です。
これで問題も解決しました♪

あとは左右の隙間を詰める必要があるかな〜。

今日はここら辺で!では!

2014年11月9日日曜日

徹底比較!コキ104(N) from TOMIX & KATO

どうも、菊水です〜。
今回は当ブログ初の

同車種異メーカー比較

です!

記念すべき第一号は、コキ104です。
では早速比較へ入りましょう。

まずは箱入りの状態。
TOMIXはコンテナ無し1両、KATOは18Dコンテナ付き2両セットです。

包装形態。
TOMIXはクリアケース発泡中敷、KATOは紙箱発泡中敷です。

付属品
TOMIXは完成品で付属品はありません。(手すりは抜くこともできる)KATOはブレーキハンドルとデッキ手すりがユーザー取り付け部品として付属しています。

車体上面。上がTOMIX、下がKATOです。はっきりしたところでは車体色に違いが見られます。TOMIXの方が実車に近い色です。KATOは実車に比べて色が淡いです。
配管や車体形状も微妙な違いはありますが、両社とも良い出来でしょう。
車体強度は錘が台車から台車まで入っているKATOの方が強いです。TOMIXは車体中央部のみ錘があるため、車体が曲がりやすく(変形はしない、元に戻る)、車端部に載せたコンテナを外す時に車体を折りそうになって怖い思いをすることもしばしばです。
(追記;実車もコンテナブルーとライトブルー,2種類の色があるようです。)

続いて車体側面。
KATOは形式表記や重量表記、検査表記も印刷で再現していますが、やはり車体色が淡いので表記が見づらいのが残念です。
TOMIXは細かい表記が省略されていますが、印刷がはっきりしています。
また、KATOの10tコンテナ緊締装置(ツイストロック)の表現が甘く少々残念です。
(追記:さらにKATOはデッキのステップが省略されています。これは痛い…。)
(追記2:KATOのはハンドブレーキの位置が実車と異なるらしいです。一方のTOMIX車はハンドブレーキ取り付け穴が縦に2つ空いているのを確認、となると金型がコキ101、コキ103の4連ユニット車と共通である可能性が高い…むむむ…。)
台車をアップで。
前の写真で見づらかったKATOの表記類もよく分かるかと思います。
台車はTOMIXの方が細かく表現されています。

以上、比較でしたが、私はどちらかといえば車体色や台車など実車に近い表現のTOMIXに軍配が挙がると思います。
結論として、雰囲気重視ならばTOMIX、表記類など細かいところや強度を重視するのであれば、KATOの方が良いかもしれません。

ご購入を考えている方の参考になれば幸いです。

今回比較した商品

TOMIX 2778 JR貨車 コキ104形(コンテナなし) 税抜希望小売価格 ¥1000
収録車番 コキ104-2426
詳細(TOMIXホームページ) http://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/2778.htm

KATO 10-317 コキ104 2両セット 税抜希望小売価格 ¥2900
収録車番 コキ104-1612 コキ104-1600
付属コンテナ;18Dコンテナ 10個
詳細(KATOホームページ・コキ106と共通のページです) http://www.katomodels.com/n/koki104/

>>ご注意<<
ここに示している価格はメーカーが提示する価格です。実際に売られているときの価格と異なる場合もあります。お買い上げ先の販売店における販売価格をご存知になりたい場合は、その販売店のホームページを確認していただくか、販売店に直接、電話またはEメールにてお問い合わせください。また、店頭から在庫がなくなっている可能性もありますので、事前にご確認いただくことをお勧めします。

2014年11月3日月曜日

滑り台、量産へ

菊水です。
緊締装置ですが、寸法と可動機構の絡みで難航しており、未だ試作品が出来ておりません。(-_-)

(それより学習が佳境を迎えて模型いじりの時間が無かった、と言うのは内緒ですw)

さて、事を前進させるために、前に試作した滑り台の量産に着手しました。

前に試作したものを元に設計図を作成。

0.5mmのプラ板から必要な部材を全て切り出します。

これらのパーツ群で1セットです。左から2mm×17mm,1mm×17mm, 2mm×1mmが6つです。
1両分なので2セット用意しています。

では作業に入ります。
設計図を元に、ベースとなるプラ板に接着位置を示す印を入れます。

ここからは試作品と同じ要領で組み立てて行きます。
小さなプラ板を全て接着。ここで接着剤が乾くのを待つため小休止。

もう1つも完成の一歩手前まで到達。
チキの上で乾燥〜笑

そして……
上に細い板を乗っけて完成‼︎
ようやく1両分の滑り台が揃いました〜。

チキに乗せて見ました。うんうん、実感が湧いてくる〜(^^)

緊締装置はまだまだ研究の必要があるようです。今しばらくお待ちをm(_ _)m

2014年10月17日金曜日

資材調達

ブログ放置を避けるべく、暇を見つけて更新をしている今日この頃であります。

今日は、梅田のヨォドォ↗︎バァ↗︎シィ⤵︎へ行って、こんなものを購入。

じゃーん
evergreenのプラ棒です。
チャンネルと呼ばれる種類で、コの字形をしています。

これをどこに使うかと言うと…
青丸で囲んだレール緊締装置の柱に使う予定です。これ、よく見るとコの字形してるんですよね〜。
これは今のところ前例が無いので、ここはこだわって作りたいと前々から思っていました。

それでは、試作品完成まで今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
ではでは〜。

2014年10月6日月曜日

室内灯の小改良

ども、菊水です。
台風すごかったですね〜。うちの近くはあまり被害は無かったみたいです。
しかし、学校は休みになりました。ですので、軽く更新します。
今回は製作進行中のチキから離れて、室内灯のちょっとした改良についてです。

287系くろしお基本編成です。室内灯を全車に入れていますが、ちょっとした問題がありました。

妻面の比較。左が205系です。287系と違い、貫通路に扉があります。
その問題とは、特急車の貫通路の構造に起因しています。特急車は貫通路に扉が無いため(実車はデッキに扉があるので貫通路の扉が不要)、室内灯をつけた際、プリズムの先端から大量の光が漏れてしまうのです。

これが暗所で、特にカーブを走らせると漏れた光がこのように隣の車両の妻面を照らしてしまい、不自然になります。JR西日本お得意の連結面点灯じゃあるまいし…。(・_・;

そこで、光漏れを抑える対策をすることにしました。
全工程が1枚の写真に出来たのでこんな感じで。
右が施工前の状態です。そこからプリズム断面に形を合わせた両面テープを貼り付け(写真中央)、その上にアルミ箔を貼り付けます。(写真左)
アルミシールが手元に無かったので、両面テープとアルミ箔で代用しました。

では、比較に入りたいと思います。

右が施工前、左が施工後。この角度では分かりにくいですね。

水平に見たところ。右が施工前、左が施工後です。こう見れば差が歴然です。施工前は、漏れている光がヘッドライトよりも明るい気が…(・・;)

漏れた光を壁に当ててみました。奥が施工前、手前が施工後です。こちらも差がはっきりと分かります。アルミを貼るだけで漏れる光の量を大幅にカットすることが出来るのがお分かり頂けると思います。

改めて施工前。(再掲)

そして施工後。不自然さが一気になくなりました。

特急車をお持ちの皆様、お手軽加工ですのでぜひやってみて下さい‼︎

では〜。

2014年9月29日月曜日

チキの滑り台試作品完成

地味にブログ更新率が上がっている今日この頃であります。
さて、本日は、チキ7000の滑り台の試作品が完成しましたのでご紹介したいと思います。公園にある奴じゃ無いですよ。

この写真のチキの前後に載っけてある奴です。(写真では位置合わせのためプラ板で代用)
真ん中はだいぶ前に簡単に試作したレール固定器具です。

では、製作過程をどうぞ。
0.5mmプラ板を切り出します。1mm×2mmの小さいパーツも必要だったので、カットするときに弾け飛ぶのを防ぐためこんなことを(・_・;

必要なパーツ数が揃いました。

ベースとなる板の上に、小さいプラ板を接着。

盛り過ぎた接着剤を削り、残った2つも接着。こんな感じになりました。実物の配置を再現、真ん中4つと端2つが少し離れています。この上にもう1つパーツが載ります。

出来たー。


そのままチキに仮載せしてみました。うーん、それっぽい…?

いろいろと調べてみた結果、小さいパーツが横から見て台形のような形をしているみたいです。
削れば実車のイメージに近づくかな?